韓国国内最大級のサブカルチャーイベントで初のジャパンパビリオン

(韓国)

ソウル発

2025年12月10日

国内最大級のサブカルチャーイベント「Anime×Game Festival(以下、AGF)2025外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が2025125日~7日、京畿道所在のKINTEXで開催された。AGFはソニー・ミュージックソリューションズ(日本企業)、アニプラス(ANIPLUS)、デウォンメディア(DAEWON MEDIA)、DCメディア(以上、韓国企業)の日韓のアニメーション・ゲーム会社が共催するもので、2018年から開催されている。

AGF2025は、71社・機関が1,075のブース(2024年:75社・機関の851ブース)を出展した。会期が前回の2日間から3日間に伸び、来場者も72,081人から10518人に39.5%増となった。AGF2025は、展示イベント、商品販売・コラボレーションカフェ、体験イベント、公演ステージなどで構成され、会期中には多くのコスプレーヤーなどの姿も見かけた。

なお、ジェトロはAGF2025で初となる「ジャパンパビリオン」を運営した。ジャパンパビリオンにはゲーム配信プラットフォームのSTEAM外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで公開中のアクションゲーム、RPG(ロールプレイングゲーム)、パズルゲームなど、日本企業25社・44タイトルが出展し、約2,200人の韓国ゲームユーザーが訪れた。韓国のゲームユーザーからは、「ストーリー性のあるゲームで感性的」「ゲームのデザイン性が優れている」などの高い評価があったものの、「韓国語のタイトル(説明)が欲しい」「冒頭のイントロが長すぎる」などの改善点も聞かれた。

写真 AGF2025の様子(ジェトロ撮影)

AGF2025の様子(ジェトロ撮影)

写真 AGF2025内のジャパンパビリオン(ともにジェトロ撮影)

AGF2025内のジャパンパビリオン(ともにジェトロ撮影)

(李海昌、嚴恩帥)

(韓国)

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