サウジアラビア標準化公団、供給業者に10月からコンサインメント証明書の提出を義務化

サウジアラビア標準化公団（SASO）は8月26日、10月1日から全ての供給業者に対して「コンサインメント証明書（Consignment Certificate）」の発行を義務付けることを発表した。これは、輸入品に関する税関申告を行う際の必須条件となる。

SASOは、新要件が技術規制の対象か否かにかかわらず、全輸入製品に適用されることを明確にした。同証明書は、Saberプラットフォームを通じて電子的に発行できる。

また、SASOはサプライヤーおよび通関業者に対し、事前の適合性確認手続きの実施、認定適合評価機関との連携、出荷前にSaberプラットフォームを通じて適合性文書（注）または自己適合宣言の準備を行うよう要請している。

（注）当該製品が輸出先国の規格や法令に適合していることを証明するための適合証明書。

（林憲忠）