ネタニヤフ首相、「人質の救出」を最優先課題に、7月7日にトランプ米大統領と会談へ
(イスラエル、イラン、パレスチナ、米国、シリア)
テルアビブ発
2025年07月01日
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は6月29日、イスラエル総保安庁(シンベト)の施設で演説を行い、「われわれは(イランの核問題と弾道ミサイルの)2つの致命的な脅威を排除した」と述べた。さらに、同首相は「この勝利によって多くの機会が開かれた。まず第1に、人質の救出だ」と述べ、パレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放を最優先課題とする姿勢を強調した。また、「ハマスの打倒とガザ問題の解決も必要だが、両方の目標を達成できると確信している」と語り、軍事・外交両面の成果に自信を示した。
米国のドナルド・トランプ大統領は6月29日、自身のX(旧Twitter)に「ガザで合意を成立させよ。人質を返せ!」と投稿した。27日の記者会見では「来週中に停戦合意が成立すると考えている」と述べ、停戦実現への期待を示した。
イスラエルの現地紙「ハアレツ」電子版(6月30日)によると、トランプ米大統領は7月7日にホワイトハウスで、ネタニヤフ首相と会談する予定で、イラン、ガザ、シリアを含む中東情勢について協議する見通しだという。
なお、在イスラエル米大使館は6月30日、イスラエルの治安情勢が安定していることを理由に、米政府職員とその家族に対する旅行制限を一部緩和したと発表した。
関連情報は、ジェトロのイスラエルとハマスの衝突の特集、イスラエルとイラン情勢の特集を参照。
(中溝丘、テヒラ・シャラビー)
(イスラエル、イラン、パレスチナ、米国、シリア)
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