天津市で第2回ジャパンブランド展が開催

(中国)

北京発

2025年06月24日

6月14日と15日の2日間、中国・天津市のイオンモール天津中北で「第2回天津ジャパンブランド展」が開催された。本イベントは、在中国日本大使館、ジェトロ北京事務所、日本政府観光局(JNTO)北京事務所、イオンモール(中国)商業管理、JTB上海で構成される天津ジャパンブランド実行委員会が主催した。

初日はあいにくの雨模様だったが、会場には会期の2日間合わせて10万8,662人が来場し、会場はにぎわいを見せた。天津市での同イベントの開催は2022年3月以来2回目となるが、出展者数は前回より増加し、食品・日用品を取り扱う日系企業17社および地方自治体3団体の合計20社・団体となった。期間中、ステージでは、剣道の演舞や来場者が参加できる茶道体験といった日本文化交流イベントも行われた。また、新たな試みとして寿司(すし)体験イベントも行った。

天津市と友好都市の関係があり、前回に引き続き出展した神戸・天津経済貿易連絡事務所(神戸市天津事務所)の大谷暁所長は「神戸の日本酒『白鶴』『菊正宗』の試飲・販売と観光情報の発信を行った。想定以上にお客様の反応が良く、高価格帯であってもネット販売をしていないなど特別感があれば売れることが分かり有意義だった」と今後の販売に期待を示した。また、イベント当日にショッピングモールに来場してから本イベントの開催を知った中国人の親子は「日本の食品には安心で信頼できるイメージを持っている。今回出展されている商品は知名度が高く、購入したことがあるので、このようなイベントがあればまた来たい」と話した。

写真 オープニングセレモニーの様子(JTB上海提供)

オープニングセレモニーの様子(JTB上海提供)

写真 会場の様子(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

(山本諭)

(中国)

ビジネス短信 a6ac61b7fd65a460