電力不足で公的機関の業務時間を一時短縮
(ベネズエラ)
ボゴタ発
2025年03月27日
ベネズエラの電気エネルギー省は3月24日、気候変動に伴う気温上昇による電力不足で、同日から向こう6週間、公的機関の業務時間を午前8時から午後12時30分の4時間半に短縮すると発表した。併せて、業務日と休日を1日置きにするとした。なお、必要不可欠なサービスを提供する機関は本措置の対象外とされている。
関連報道によれば、国民に対してもエアコンの温度を23度に設定し、自然光の利用、使用していない電子機器の電源を切るよう要請したとされている。ベネズエラの主な電力は水力発電で、これまでにも電力危機に対応するため計画停電などが行われてきている。
(マガリ・ヨネクラ、中山泰弘)
(ベネズエラ)
ビジネス短信 0affcd61ac233c74