米コネティカット州の上下院選で民主党が全議席堅守、大統領選はハリス氏勝利
(米国)
ニューヨーク発
2024年11月11日
11月5日の米国大統領選挙(2024年11月7日記事参照)と同時に行われた東部コネティカット州の連邦上院議員選で、2007年から現職を務める民主党のクリス・マーフィー議員の得票率が58.6%で、共和党のマシュー・コリー氏(39.6%)を破って当選確実となった。コリー氏は米海軍の退役軍人で、政界の経験はなく、パブとゴルフコースを経営している。連邦下院選では、全5議席とも現職の民主党議員(1区:ジョン・ラーソン氏、2区:ジョー・コートニー氏、3区:ローザ・デローロ氏、4区:ジム・ハイムズ氏、5区:ジョハナ・ヘイズ氏)が選出された。
同州では不在者投票に関する修正案への住民投票も行われた。修正案は、有権者ならば誰でも特段の理由なしに不在者投票をできるようにするもので、「支持する」が60%と、「支持しない」の40%を上回り、修正案は可決された(「ニューヨーク・タイムズ」紙11月8日)。
米国大統領選挙の同州の結果は、民主党のカマラ・ハリス副大統領の得票率が56.5%、共和党のドナルド・トランプ前大統領が41.9%となり、ハリス氏が勝利した(AP通信)。
(吉田奈津絵)
(米国)
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