ジェトロ、米ニューヨーク最大級の日本関連イベントで和牛、ブリ、ホタテ、コメなど日本産食材をPR

(米国、日本)

ニューヨーク発

2024年05月20日

在ニューヨーク日本総領事館とジェトロ・ニューヨーク事務所を事務局とする「農林水産物・食品輸出支援プラットフォーム」は5月11日、米国ニューヨーク市内で日本の文化、芸術、食などの魅力を発信する「ジャパン・パレード」のサイドイベント「ジャパン・ストリート・フェア」で、日本の農林水産・食品輸出の重点品目の日本産和牛、ブリ、ホタテ、コメの販売促進を行った。

2024年で3回目の開催となったジャパン・パレードには、約5万人が来場するなど、前年同様ににぎわいを見せた。

写真 会場の様子(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 提供メニューの一例のホタテ(ジェトロ撮影)

提供メニューの一例のホタテ(ジェトロ撮影)

プラットフォームは今回、日本から米国への一層の輸出促進のため、「お家で食べよう」をテーマとして、日本産和牛、水産物(ブリ、ホタテ)、コメの素材の良さのアピールのみならず、各素材の特徴を生かした家庭で作りやすい料理の提供に努めることで、小売店などによる日本産食材の購入増と一般家庭での内食需要の拡大を狙った。

イベント前には、日本産食材を購入できる日系小売店やECサイトの情報に加え、日本産食材の特徴や提供メニューのレシピなどを掲載した特設ウェブサイトを開設。来場者に情報提供するなど、日本産食材を広く周知した。

写真 日本産和牛のブース(ジェトロ撮影)

日本産和牛のブース(ジェトロ撮影)

写真 ブリのブース(ジェトロ撮影)

ブリのブース(ジェトロ撮影)

写真 ホタテのブース(ジェトロ撮影)

ホタテのブース(ジェトロ撮影)

写真 コメのブース(ジェトロ撮影)

コメのブース(ジェトロ撮影)

今回のジャパン・ストリート・フェアを通じ、各ブースには来場者が列を作り、特にホタテに関しては想定より早く完売するなど、日本産食材に対する消費者の関心の高さがあらためて確認された。

日本の農林水産物・食品の主要な輸出先の米国で需要を一層喚起するには、消費者向けの取り組みに加え、日本からの輸出増に直結する事業者向けに対する日本産食材の魅力のアピールも重要になろう。

(平野裕一郎)

(米国、日本)

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