ジェトロ、上海市で第2回焼酎・泡盛プロモーションイベントを開催

(中国)

上海発

2024年03月18日

ジェトロは、中国での焼酎・泡盛への認知度向上を目的に、3月9日に上海市内において「第2回上海焼酎・泡盛文化フェア」を実施した(第1回のフェアについては2023年3月23日記事参照)。今回のイベントには、21社の代理店と九州・沖縄の各自治体が出展し、レストランオーナー、バー経営者、卸売業者、メディア関係者、唎酒(きき酒)師、焼酎・泡盛愛好者団体など、前年開催時の2倍となる600人以上が参加した。

イベントでは、230種類以上の焼酎・泡盛が試飲提供・展示された。また、焼酎・泡盛の主要産地である九州・沖縄の自治体が、それぞれの県・地域の代表的な焼酎・泡盛の飲み方や特徴を紹介し、生産地への観光などをPRした。

そのほか、原酒とハイボールをテーマにした唎酒師によるセミナー、焼酎・泡盛の魅力や売り出し方などをテーマとしたトークセッション、スタンプラリーや人気投票などを通じて、参加者たちはさまざまな焼酎・泡盛の楽しみ方を体験した。

来場者からは「焼酎は、年配の方がよく飲まれるというイメージが強かったが、ジャズのコンサート会場で焼酎プロモーションを実施するのは斬新でとても面白かった」との声が寄せられた。出展者からは「かねて若年層を新規顧客として開拓したいと考えていたが、今回のイベントは昨年よりも若年層の来場者が多く、参加できて良かった。特に女性が多く見られた」といった声が聞かれた。

ジェトロは、中国での焼酎・泡盛の認知度向上および輸出拡大に向けた取り組みを引き続き実施していく予定だ。

写真 (左)焼酎・泡盛セミナーの様子、(右)トークセッションの様子(ともにジェトロ撮影)

(左)焼酎・泡盛セミナーの様子、(右)トークセッションの様子(ともにジェトロ撮影)

写真 (左)イベントの様子、(右)会場での試飲の様子(ともにジェトロ撮影)

(左)イベントの様子、(右)会場での試飲の様子(ともにジェトロ撮影)

写真 (左)自治体PRの様子、(右)沖縄・九州エリアの様子(ともにジェトロ撮影)

(左)自治体PRの様子、(右)沖縄・九州エリアの様子(ともにジェトロ撮影)

写真 (左)試飲後の投票の様子、(右)投票後の表彰の様子(ともにジェトロ撮影)

(左)試飲後の投票の様子、(右)投票後の表彰の様子(ともにジェトロ撮影)

(周佳)

(中国)

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