第13回WTO閣僚会議、東ティモールとコモロのWTO加盟を承認

(東ティモール、コモロ)

ジャカルタ発

2024年02月29日

アラブ首長国連邦のアブダビで2月26日から開催されている第13回WTO閣僚会議(MC13)で、東ティモールとコモロのWTO加盟が正式に承認された外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。東ティモールの加盟に向けたプロセスは2016年に開始され、多国間交渉(作業部会での加盟議定書案の採択に向けた交渉)と2国間交渉(物品、サービスの市場アクセスに関する交渉)が行われていた。

WTOのンゴジ・オコンジョ=イウェアラ事務局長は今回の加盟について「歴史的な成果」と強調した上で、WTOが約8年ぶりの新規加盟国として東ティモールとコモロを迎え入れることを歓迎すると述べた。

署名式には東ティモールのジョゼ・ラモス・ホルタ大統領も出席した。同大統領は「東ティモールのWTO加盟は貿易の自由化、世界経済への統合、国際市場へのアクセス促進に向けた重要な一歩になる」と強調した(東ティモール政府ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

東ティモールとコモロは今後、それぞれの立法府に加盟議定書を提出し、受諾を受ける。WTOの規則に従い、加盟議定書の受諾日から30日後にWTOへ加盟する。

日本は2023年4月、東ティモールのWTO加盟に係る2国間市場アクセス交渉の妥結を発表した(在ジュネーブ国際機関日本政府代表部ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。貿易統計データベースのグローバル・トレード・アトラスによると、2023年の日本から東ティモールへの輸出額は約15億円(注)で、主な品目は自動車(約13億6,000万円)だった。同年の日本の東ティモールからの輸入額は約34億7,000万円で、主な品目は石油・燃料(約33億円)だった。

(注)IMFの2023年平均レート、1ドル=140.49円で算出。

(大滝泰史)

(東ティモール、コモロ)

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