ジェトロ、ベンガルールで日本産ホタテ試食イベント開催

(インド)

ベンガルール発

2024年02月15日

ジェトロは23日と6日、インド南部のベンガルールで、日本産ホタテの認知度向上を目的とした日本産ホタテ試食イベントを開催した。

23日はメディアやインフルエンサー、グルメ愛好家などを対象に、フォーシーズンズ・ホテル・ベンガルールで、6日は市内の高級レストランのシェフと調達担当者向けに、在バンガロール日本総領事公邸で開催し、合わせて約50人の参加者が日本産ホタテを味わった。

両日のイベントでは、初めに日本産ホタテに関する説明のほか、ホタテの味や風味を引き立てる日本酒も併せて紹介した。その後、フォーシーズンズ・ホテル・ベンガルールの日本人シェフの與那覇敦氏がインド人の嗜好(しこう)に合わせて開発したホタテメニュー5品の試食会が行われた。グリル、点心、春巻き、すし、南インド風カレーなど、さまざまな方法でホタテを調理した品々は好評で、来場者から、「ホタテのうまみや甘さが感じられた」「ホタテを生で食べられることに驚いた」「とてもおいしく、インド人の味覚にも合う」とのコメントがあった。レストラン関係者からは、「味や価格帯的に、インドでよく食べられる水産品の中でエビと同じような位置付けとして提供ができそう」と具体的な意見もあった。

写真 ホテルでのイベントでホタテに関する説明動画を視聴するゲスト(ジェトロ撮影)

ホテルでのイベントでホタテに関する説明動画を視聴するゲスト(ジェトロ撮影)

写真 ホタテそのものの味を伝えるためグリルで提供(来場者撮影・提供)

ホタテそのものの味を伝えるためグリルで提供(来場者撮影・提供)

写真 在バンガロール日本総領事公邸では與那覇シェフによるホタテのすしが振る舞われた(ジェトロ撮影)

在バンガロール日本総領事公邸では與那覇シェフによるホタテのすしが振る舞われた(ジェトロ撮影)

(ダシミ・パルタン、大野真奈)

(インド)

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