10月の二輪車は生産台数、国内販売、輸出ともに落ち込み続く
(タイ)
バンコク発
2023年11月29日
タイ工業連盟(FTI)は11月23日、10月の二輪車生産台数が前年同月比20.6%減の17万2,644台だったと発表した(添付資料表参照)。部門別では、完成車が18.4%減の14万114台、現地組み立て部品(CKD)が28.8%減の3万2,530台だった。
2023年1~10月の生産台数累計は前年同期比5.0%減の206万898台となった。部門別では、完成車が8.0%増の177万8,165台、CKDが45.8%減の28万2,733台だった。
10月の国内販売台数は前年同月比0.7%減の13万4,978台、1~10月累計では前年同期比5.7%増の158万1,316台となった。
10月の完成車(CKDを含む)輸出台数は前年同月比25.1%減の6万8,136台、輸出額は24.0%減の約56億バーツ(約235億2,000万円、1バーツ=約4.2円)だった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は24.5%減の約60億バーツだった。
1~10月累計の完成車(CKDを含む)輸出台数は前年同期比21.5%減の66万9,887台、輸出額は6.7%減の約560億バーツとなった。完成車、エンジン、部品、スペアパーツを含む輸出額は6.6%減の約602億バーツだった。
(高谷浩一、チャナットパット・スクマ)
(タイ)
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