ハーグ協定の運用がスタート

(ブラジル)

サンパウロ発

2023年08月02日

ブラジル産業財産庁は8月1日、意匠の国際登録に関するハーグ協定の運用が同日からブラジルで開始したことを公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

ハーグ協定は意匠について、1つの国際出願手続きで国際登録を受けることにより、複数の指定した締約国での保護を一括で受けられるようにするもの。国際出願時にブラジルを指定することにより、ブラジルでの意匠の保護を受けられるようになる。ブラジルを指定国とした場合、ブラジル産業財産庁に対する手続きは、7月に公表された同庁の国際意匠登録省令PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)に従う必要がある。

ハーグ協定による国際出願手続きを通じた意匠の保護がブラジルで可能となったことにより、ブラジルで意匠の保護を受ける手続きが簡素化するとともに、経費を節減することができる。

(安田勇太)

(ブラジル)

ビジネス短信 b00aab0023b26d63