直行便の再開でビジネス環境の改善を期待、ビーマンバングラデシュ航空に聞く

(バングラデシュ)

ダッカ発

2023年08月14日

91日から日本とバングラデシュの直行便(成田~ダッカ間)が再開されることに伴い、両国のビジネス関係者の期待が高まっている(2023年7月26日記事参照)。ジェトロは89日、直行便を運航するビーマンバングラデシュ航空(BBA)のムハンマド・サラウディン営業部長に話を聞いた。

(問)直行便が再開されることへの期待は。

(答)日本・バングラデシュの経済関係は非常に深く、ダッカ国際空港の第3ターミナルも日本政府の支援により建設中だ。これまで2国間の往来には、東南アジアなどを経由し15時間程度を要していたが、直行便の再開により6時間30分(ダッカ発成田行き)に大幅に短縮される。ビジネス環境改善にも資すると考えているため、特に日本企業関係者に活用いただきたい。ダッカ日本商工会やダッカ日本人会など、現地日本人コミュニティーとも積極的に連携していきたい。

(問)フライトの詳細を教えてほしい。

(答)フライトスケジュールは利用者の利便性を最優先に考え、以下の時間に設定した。週3便のフライトのため、出張での利用もしやすいと考えている。

〇成田発ダッカ行き

  • 火曜日、木曜日、土曜日:午前1100分発 午後300分着(BG377便)

〇ダッカ発成田行き

  • 月曜日、水曜日、金曜日:午後1145分発 翌午前915分着(BG376便)

使用予定の機体はボーイング7878型で、ビジネスクラス24席、エコノミークラス247席の計271席となる。機内サービスについても日本の利用者に満足いただける内容を検討中だ。

直行便の再開に当たり、815日までにBBAウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから予約した場合、特別価格にて予約が可能となっているため、積極的な利用を期待している。

写真 BBAのムハンマド・サラウディン営業部長(ジェトロ撮影)

BBAのムハンマド・サラウディン営業部長(ジェトロ撮影)

(安藤裕二)

(バングラデシュ)

ビジネス短信 3eaa096a2ce08204