ジェトロ、中国日用百貨商品交易会でジャパンブース設置

(中国、日本)

上海発

2023年08月04日

116回中国日用百貨商品交易会が72022日、上海新国際博覧中心のホールで開催された。総展示面積は18万平方メートルで、プラスチック・ガラス・ステンレス製品、竹・木製品、キッチン用品、クリーニング用品などを扱う3,000社以上が出展した。ジェトロはN2号館でジャパンブースを設け、日本産商品の認知度向上や販売促進支援を行った。この展示会にジェトロが日本企業を取りまとめて出展するのは初めて。

ジャパンブースでは、キッチン用品、日用品、ハサミ、畳、手袋などの家庭用品を取り扱う日本企業とその代理店がリアルで24社、オンラインで17社が出展した。ジェトロの中国公式SNSアカウントでも同ブースの広報を行った。

3日間を通して956件の商談が行われた。出展企業からは「多くの専門バイヤーが来場しており、商談はスムーズに進んだ。また、ライブコマース形式で商談を行い、視聴者が気に入った商品について説明を行った。グループでの購入を考えている事業者とも接触できた。今回の出展時の様子を踏まえて、来年の継続出展も考えている」とコメントがあった。

写真 ジャパンブースの正面(ジェトロ撮影)

ジャパンブースの正面(ジェトロ撮影)

iiMedia Research(艾媒諮詢)の「2022年から2023年の中国ライブコマースのビックデータ分析とトレンド研究報告」によると、中国のライブコマース産業の市場規模は今後も拡大する見込みで、2025年には21,373億元(約427,460億円、1元=約20円)に達すると予測されている。

写真 展示会場の様子のライブ配信も(ジェトロ撮影)

展示会場の様子のライブ配信も(ジェトロ撮影)

(楊

(中国、日本)

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