ショーグンバーガー、ホーチミン市内に海外初出店

(ベトナム、日本)

調査部アジア大洋州課

2023年07月20日

飲食店の経営やフランチャイズチェーン加盟店の募集、精肉事業などを手がけるガネーシャ(富山県富山市)は7月7日、ベトナム・ホーチミン市内でハンバーガー店「ショーグンバーガー(SHOGUN BURGER)」を開業した。同店は居酒屋などの飲食店を展開する猿屋一家(東京都国分寺市)とのフランチャイズ共同経営となる。

「ショーグンバーガー」は、国内では直営店、フランチャイズを含め、富山県、東京都を含む7都府県で全11店舗を展開してきた。ベトナム店は12店舗目で、海外初出店となった。

ガネーシャのプレスリリースによると、同社が海外進出を検討していたところ、猿屋一家からベトナムでの事業展開の話を持ち掛けられたのがきっかけで、「ショーグンバーガー」の出店が決まったという。

現地の日本人担当者によると、同店では、ベトナム牛と和牛をブレンドしたオリジナルパティを使用。赤みが強く、ヘルシーさが特徴のベトナム牛と、和牛のうまみを組み合わせて作るベトナム独自のハンバーガーになっている。ベトナム牛の歯ごたえの良さを売りにしており、ベトナム人の好みに合うよう商品開発を行った。バンズは現地に進出している山崎製パンが製造するオリジナルバンズを使用している。てりやきバーガー、チーズバーガーを18万ドン(約1,062円、1ドン=約0.0059円)で提供している。

また、フードデリバリーサービスについては、地場企業のCapichi(キャピチー)と契約をしており、7月12日から同サービスを開始した。

写真 ショーグンバーガーベトナム店の外観(ジェトロ撮影)

ショーグンバーガーベトナム店の外観(ジェトロ撮影)

写真 チーズバーガー(18万ドン)(ジェトロ撮影)

チーズバーガー(18万ドン)(ジェトロ撮影)

(細川雄貴、児玉良平)

(ベトナム、日本)

ビジネス短信 abfdbe1d5d5b3515