マカオ国際旅行博で日本の自治体・関係機関が食と観光アピール

(マカオ、香港、日本)

香港発

2023年07月12日

第11回マカオ国際旅行博が6月30日から7月2日、マカオで開催された。39カ国・地域から約512社・団体が出展した。

日本からは、日本政府観光局(JNTO)のほか、栃木県、兵庫県、熊本県、沖縄県といった地方自治体や、民間企業を含めて13社・団体が出展。ジェトロも日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)香港や栃木県、茨城県と協力して初出展、日本の食と観光をアピールした。日本エリアにはフォトスポットを用意し、来場者が写真を撮るなど日本旅行への関心の高さがみられた。

JFOODO香港の沖和尚代表はマカオでの出展意義について、「来場者には中国本土の旅行会社や旅行客も多く、中華圏の皆さまに日本の農山漁村と日本食の魅力を伝えることができた」と強調した。沖縄県香港事務所の新垣寿所長は「マカオと香港間は港珠澳大橋で片道1時間足らずで移動可能だ。マカオから香港経由の訪日も狙っていきたい」とコメントした。

食と観光は密接な関係にあり、日本旅行をきっかけに日本食により興味を持ち、香港で日本産食品をこれまで以上に購入するようになる人も多い。ジェトロとしても、今後も引き続き日本政府観光局(JNTO)や各都道府県とも連携し、食と観光をテーマとした取り組みを進めていく予定だ。

写真 旅行博初日の開場を待つ参加者(ジェトロ撮影)

旅行博初日の開場を待つ参加者(ジェトロ撮影)

写真 ジェトロのブース(ジェトロ撮影)

ジェトロのブース(ジェトロ撮影)

写真 日本エリアで写真を撮る来場者(ジェトロ撮影)

日本エリアで写真を撮る来場者(ジェトロ撮影)

(山崎裕介)

(マカオ、香港、日本)

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