深セン市で広東・香港・マカオグレーターベイエリア国際モーターショー開催

(香港、中国、日本)

香港発

2023年06月28日

中国広東省深セン市の深セン会展中心(深センコンベンション・エキシビションセンター)で、6月16日から24日にかけて、第27回広東・香港・マカオグレータ―ベイエリア(粤港澳大湾区)国際モーターショーが開催された。

「未来へ旅立つ」をテーマにした今回のモーターショーでは、国内外100社以上の自動車メーカーなどがブースを出展し、各社の電気自動車(EV)を中心とした新規モデルや完全自動運転を見据えたコンセプトカーの展示などが行われた。

日系ブランドは、広汽トヨタ、広汽ホンダ、一汽トヨタ、東風ホンダ、東風日産、スバル、長安マツダ、レクサスが展示ブースを出展、EVやハイブリッド車の最新モデルなどを展示した。トヨタ自動車と比亞迪(BYD)の合弁会社の比亜迪豊田電動車科技(BTET)は同社のEV最新モデル(bZ3)の仕様変更車を展示した。

欧米ブランドは、一汽フォルクスワーゲン、ボルボ、キャデラック、メルセデス・ベンツ、ロータス、ベントレー、マセラティなどが展示ブースを出展、中国の自動車購買層の多様なニーズを踏まえ、高価格帯のスポーツカーや低価格帯の小型車などEVを中心に、幅広い層をターゲットとした最新モデルを展示した。テスラは2021年4月以来約2年ぶりに中国の自動車ショーでの出展を行ったほか、韓国ブランドでは北京現代、起亜(KIA)が出展した。

写真 展示会場の様子(ジェトロ撮影)

展示会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 会場に展示されたBTET社の電気自動車「bZ3」(ジェトロ撮影)

会場に展示されたBTET社の電気自動車「bZ3」(ジェトロ撮影)

(奥田岳慶)

(香港、中国、日本)

ビジネス短信 fda2f91abd460581