外務省、バグダッドの危険情報に注意事項を追加

日本の外務省は6月13日、イラクの首都バグダッド県の危険情報について、レベル4（退避してください。渡航は止めてください）の指定はそのまま維持しつつ、一部地域の危険情報に新たに注意事項を追加した。

外務省海外安全ホームページによると、バグダッド国際空港とインターナショナルゾーン（IZ）を結ぶ空港道路（ルート・アイリッシュ）、バグダッド県のIZ、ガディール区〔イマーム・アリー道路（N6号線）と同道路より南西の地域）、アーザミーヤ区、ルサーファ区、マンスール区、カルク区、カッラーダ区、ドーラ区（ドーラ高速道路以北の地域）、ラシード区（高速道路1号線以東の地域）について、「真にやむを得ない事情で、これらの道路を通過、またはこれらの地域に渡航・滞在する場合は、現地大使館と緊密に連絡を取りつつ、信頼できる警備会社のアドバイスを受け、安全な宿舎の確保や警備員の同行、防弾車両による移動を含め、所属企業や団体などを通じて、組織としての必要かつ十分な安全対策をとってください」とした。

（太田尭久）