タミル・ナドゥ州首相が訪日、ジェトロ共催の講演会で州投資会議(GIM)PR
(インド、日本)
アジア大洋州課
2023年05月30日
ジェトロは5月29日、インド南部タミル・ナドゥ(TN)州政府と共催で、M・K・スターリン同州首相を迎えた講演会を東京で開催した。講演のほか、TN州関係者や進出企業などが同州の魅力を語り、インド全体のGDPの8%を占めるTN州の経済規模や輸出港も有する整備されたインフラ、女性も含めた技能人材やエンジニアといった人材の豊富さなどを強調した。
スターリン州首相は、東京の整備された交通インフラや高層ビル、観光地などのほか、再生可能エネルギー活用も含めた都市の魅力を高く評価し、今回の訪問は自身の視野を広げる機会となったと発言。2030年までにTN州を1兆ドルの経済圏とする目標に取り組んでいると述べた。
また、現在も進出日系企業や日本の政府機関、地方自治体と協力関係を構築しているとともに、TN州を南アジアで最も魅力的な投資先とすべく努力しているとコメント。その上で、日本企業への要望として、製造分野の進出が多いが、その際に製造業の精度をより高めるインフラ分野にも同時に投資してほしいと呼びかけ、新たな工業団地への投資も歓迎するとした。日系企業のインド本社をTN州に設立してほしいとの期待も語った。また、スターリン州首相は、同州が人材育成に注力しており、さまざまな業種のビジネスに対してオープンマインドなことを強調。2024年1月10、11日に開催予定の同州の投資促進会議「グローバル・インベスターズ・ミート(GIM)」への参加を歓迎するとした。
登壇したジェトロ・チェンナイ事務所の中山幸英所長は、TN州のビジネス概況を説明するとともに、最近の動きとして、(1)電気電子分野での企業進出、(2)輸出拠点としての活用、(3)電気自動車(EV)産業の集積、(4)iPhone生産の4点の進展について語った。今後も伸長が見込まれる同分野に日本企業がどのように参入していくことができるかが重要とした。
講演するM・K・スターリン・TN州首相(ジェトロ撮影)
(古屋礼子)
(インド、日本)
ビジネス短信 5288b57740982541




閉じる
