ANA、東京から広州や深センを毎日運航に、華南地域から日本への直行便が相次いで増便

(中国)

広州発

2023年04月28日

全日本空輸(ANA)は4月24日、日本と中国大陸の各都市(注1)を結ぶ路線の最新の運航スケジュールを発表した。

発表によると、5月1日から広州~東京(成田)路線を、5月20日から6月26日まで深セン~東京(羽田)路線をいずれも従来の週2便から週7便(毎日)に増便する。なお、深セン~東京(羽田)路線は4月26日から販売開始しており、6月26日以降の運航については調整でき次第、案内される予定だ。今回の変更により、日本航空(JAL)(2023年3月10日記事参照)、ANAいずれも東京~広州路線をデイリー運航に増便する見通しとなった。

具体的なANAの運航時刻は以下のとおり(注2)。

〇広州~東京(成田)路線(5月1日から)

  • (NH933、毎日)東京(成田)発午前9時10分-広州着午後1時05分
  • (NH934、毎日)広州発午後2時15分-東京(成田)着午後7時45分

〇深セン~東京(羽田)路線(5月20日から6月26日まで)

  • (NH965、毎日)東京(羽田)発午前11時30分-深セン着午後3時10分
  • (NH966、毎日)深セン発午後5時00分-東京(羽田)着午後10時20分

華南地域から日本への直行便は、日系だけでなく中国の航空会社も夏期シーズン(10月28日まで)期間中に増便している。南方航空は4月8日から、広州~大阪(関西)便を週3便(火曜日・木曜日・土曜日)で運航再開し、広州~東京(成田)も4月9日から週3便(月曜日・水曜日、日曜日)に増便した。また、厦門(アモイ)航空は4月9日からアモイ~大阪(関西)便を毎日運航に復便した。

(注1)上海市、北京市、深セン市、青島市、広州市、杭州市、大連市。

(注2)出発および到着時刻は、現地時間で記載した。なお、最新の運航スケジュールは各航空会社のホームページで確認できる。

(田中琳大郎)

(中国)

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