杭州市でベビー関連用品展示会、ジェトロはジャパンパビリオン設置

(中国、日本)

上海発

2023年04月05日

ジェトロは、32324日に中国浙江省杭州市の杭州国際博覧中心で開催されたマタニティー・ベビー関連用品の展示会「2023 hi innovation week」(2023ハイ・イノベーションウイーク)に、ジャパンパビリオンを設置した。同展示会はアジア最大規模のマタニティー・ベビー関連用品の展示会「Children Baby Maternity Expo」(CBME China)の派生イベントで、中国国内外から約700ブランドが出展した。カナダ、ノルウェー、フランス、シンガポールからの団体出展も見られた。

ジャパンパビリオンは、リアル出展企業が7社、オンライン出展企業が21社のハイブリッド形式で行った。オンラインで出展した企業は会場にサンプルを展示し、オンラインで商談を行った。遊具からマタニティー用スキンケア商品など、幅広いラインアップを展示したことで、パビリオンには多くの来場者が訪れた。展示会初日には、ジェトロの微信(WeChat)公式アカウントやミニブログ(微博)で商品紹介などをライブ配信で行い、バイヤーなど約2,000人が視聴した。会場にはピジョンやベネッセコーポレーションなど、単独で出展する日本企業も見られた。

写真 ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン(ジェトロ撮影)

写真 ライブ配信の様子(ジェトロ撮影)

ライブ配信の様子(ジェトロ撮影)

商談件数は2日間で合計158件に上り、商談成約(見込みを含む)件数は70件以上となった。出展企業からは「来場バイヤーは大型総合展示会ほど多くはないが、専門バイヤーの数が多く、質が比較的高い」「バイヤーが価格の交渉よりも、商品に関する具体的な質問をしていた。非常に専門性のある展示会だと感じた」「(中国)東北地区を含め、黒龍江省や内モンゴル自治区など、中国全土のバイヤーが集まっている」といったコメントが得られた。

(孟矜)

(中国、日本)

ビジネス短信 98bc8e750e63853f