ウズベキスタンサッカー協会、日系企業と協力してマーケティングを実施

(ウズベキスタン、日本)

タシケント発

2023年04月21日

ウズベキスタンサッカー協会は413日、オリンピック・パリ大会(2024年開催予定)予選でのウズベキスタン女子サッカーチームのマーケティング活動実施について、日系企業のティブロン(大阪府吹田市)と合意書を締結した。同協会が日系企業とこのような協力を行うのは初めて。

同協会ウェブサイトによると、ティブロンは同代表チームのマーケティング戦略の策定と実施などを担当する。

ティブロンの原修一朗代表によると、人口3,600万人のウズベキスタンでサッカーは最も盛んなスポーツだが、女子サッカーの国内競技人口は450人程度とされる。ウズベキスタンサッカー協会は、20221月から日本サッカー協会より監督として本田美登里氏、ゴールキーパーコーチとして堤喬也氏の派遣を受け、代表チームの強化を開始。2023411日にはヨルダンを70で破り、オリンピック1次予選を突破した。2023年秋に開催される2次予選では日本代表と対戦する可能性もあり、ウズベキスタン女子のオリンピック本大会出場という快挙を目指す。原代表は「女子代表への日本人アスレティックトレーナーの帯同を実現させるべく、日系企業によるスポンサーも募集したい」と話している。

写真 ウズベキスタン女子代表、後方に本田美登里監督(ティブロン提供)

ウズベキスタン女子代表、後方に本田美登里監督(ティブロン提供)

写真 指導する堤喬也コーチ(ティブロン提供)

指導する堤喬也コーチ(ティブロン提供)

(高橋淳)

(ウズベキスタン、日本)

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