新海誠監督の新作「すずめの戸締まり」、中国で公開、日本アニメ映画として興行収入が最高に

(中国、日本)

北京発

2023年04月10日

日本の新海誠監督のアニメ映画の新作「すずめの戸締り」が3月24日から中国で上映されている。中国の映画興行データ分析アプリ「猫眼専業版」によると、この映画は4月4日午後2時までに5億7,900万元(約110億円、1元=約19円)の興行収入を記録した。2016年に公開された同監督の「君の名は。」の興行収入5億7,600万元を上回り、中国で公開された日本のアニメ映画の歴代興行収入ランキングで1位になった。

2023年にはほかにも日本のアニメ映画が相次いで中国で公開される予定だ。4月4日から「名探偵コナン」シリーズの劇場版「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」の上映が開始されたが、4月20日からバスケットボール漫画「スラムダンク」の映画「THE FIRST SLAM DUNK」、6月1日からは宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」の上映が予定されている(「第一財経」3月29日)。

(趙薇)

(中国、日本)

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