1月の四輪BEVの新規登録台数、前年同月比約11倍に

タイ工業連盟（FTI）は2月21日、1月の電気自動車（EV）の新規登録台数を発表した。バッテリー式電気自動車（BEV）の新規登録台数は前年同月比7.5倍の4,707台で、内訳は乗用車（四輪車）が11.2倍の2,945台、二輪車が4.5倍の1,543台などだった。ハイブリッド電気自動車（HEV）が76.5％増の7,687台（乗用車が7,653台、二輪車が34台）、プラグインハイブリッド電気自動車（PHEV）が33.1％増の961台だった（乗用車のみ）。

BEV（四輪車）の新規登録台数をメーカー別にみると、1位がBYD（1,041台）、2位がSAICモーター・CP（654台）、3位がNETAオート（555台）、4位がグレートウォールモーター（494台）と中国メーカーが続き、これら4社が93.1％のシェアを占めた（添付資料表参照）。

1月末のEV累積登録台数は前年同月末に比べて42.0％増の34万7,526台となった。内訳は、BEVが3.1倍の3万6,775台、うち乗用車が3.8倍の1万6,672台で、二輪車が2.6倍の1万8,075台に増加した。また、HEVは33.1％増の26万7,391台、PHEVは36.1％増の4万3,360台だった。

（高谷浩一、ナパッサワン・ブンサンサーム）