韓国、中国からの入国者に対する短期入国ビザの発給再開

(韓国、中国)

ソウル発

2023年02月10日

韓国保健福祉部は2月10日、中国からの入国者に対する短期ビザ発給を翌11日から再開すると発表した(2023年1月31日記事参照)。ただし、事前の新型コロナウイルス陰性証明書の提出などの防疫措置は維持する。

中国からの短期滞在者については、Qコードに入力し、到着した空港内でのPCR検査を行う。空港での検査の結果、陽性と確認された場合は、臨時隔離施設で7日間の隔離が必要となる。ただ、韓国国内の知人宅などの滞在地が確認できた場合などは自己隔離となる。長期滞在者については、Qコードの入力と、居所に移動後1日以内のPCR検査受診が必要。

中国からの入国者に対する短期ビザ発給再開の理由について、同部では、1月29日から2月4日の間に実施した中国からの短期滞在入国者に対するPCR検査陽性率が1.4%水準と、1月の21.7%に比べて大幅に減少したことなどを挙げた。

(当間正明)

(韓国、中国)

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