ニューデリーでインド最大級の建設系展示会が開催

(インド)

ニューデリー発

2023年02月14日

インド・ニューデリーで131日~23日、同国最大の建設系展示会「bauma CONEXPO India 2023」が4年ぶりに開催された。開会式にはニティン・ジャイラム・ガドカリ道路交通・高速道路相が出席し、「自立したインド」を実現するためにインフラ開発の重要性を強調するとともに、大気汚染を抑制するため、今後は化石燃料の代替となるクリーン燃料を動力とする機械の製造が重要と呼びかけた。

写真 bauma CONEXPO India 2023の会場外(ジェトロ撮影)

bauma CONEXPO India 2023の会場外(ジェトロ撮影)

写真 bauma CONEXPO India 2023の会場内(ジェトロ撮影)

bauma CONEXPO India 2023の会場内(ジェトロ撮影)

今回の展示会には26カ国から600社以上の企業が参加し、建設機械、建築資材、建設車両、鉱山機械など1万点を超える製品が展示された。製品の展示や企業同士の商談が行われたほか、BtoGBusiness to Government)セッションを通じて、政府関係者と民間企業との間で意見交換も実施された。なお、201812月に開催された前回は26カ国から668社の出展があり、61カ国から約4万人が来場した。

展示会場には、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、マスク着用や手洗い、消毒、ソーシャルディスタンスの確保などを呼びかけるガイドラインが掲示された。しかし、国内の新規感染者数は1日当たり100人未満、陽性率は0.1%未満と、低い水準で推移していることもあり、出展者や来場者ともにマスクを着用しない人が目立った。

写真 会場に設置された新型コロナ対策の呼びかけ(ジェトロ撮影)

会場に設置された新型コロナ対策の呼びかけ(ジェトロ撮影)

(ミナクシ・ベルワル、高際晃平)

(インド)

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