オバサンジョ元大統領、第3党の労働党オビ氏に事実上の支持表明

(ナイジェリア)

ラゴス発

2023年01月11日

ナイジェリアで2月25日に行われる大統領選挙(注)に向け、オルシェグン・オバサンジョ元大統領が1月1日、次期大統領として第3党の労働党(LP)のピーター・オビ氏を事実上支持する書簡を国内の若者に向けて発出した。書簡でオバサンジョ元大統領は「現在の国の状況や、私自身のこれまでの仕事の経験に基づくと、ピーター・オビ氏が優位に立っていると思う。北部と南部の双方に支持者がおり、必要があれば彼らが導いてくれるはずだ」と、好意的なコメントを発している。オバサンジョ元大統領は1999年から2期8年間、政権を担ってきた南西部オグン州出身のヨルバ族で、今回の発言がオビ氏の支持者拡大に寄与する可能性がある。

もっとも、現与党・全進歩会議(APC)の大統領候補ボラ・ティヌブ氏は、この支援表明が選挙結果にいかなる影響も与えることはないと断言した。最大野党・人民民主党(PDP)の大統領候補アティク・アブバカル氏は、国家レベルでガバナンス経験がないオビ氏への支持表明に驚いていると述べた。なお、オバサンジョ政権下でティヌブ氏はラゴス州知事、アブバカル氏は副大統領を務めていた。

(注)本件については、専門家へのインタビューを行っている2023年1月5日付地域・分析レポートも参照。

(谷波拓真)

(ナイジェリア)

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