乳幼児へのモデルナ製新型コロナワクチン緊急使用を承認

(コロンビア)

ボゴタ発

2023年01月27日

コロンビアの医薬食料品監督庁(INVIMA)は1月25日、モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、生後6カ月~5歳への緊急使用許可を承認したと発表した。今まで同ワクチンの接種は6歳以上を認めていた。新たに接種対象となる乳幼児への接種開始時期は明らかにされていないが、保健省は今後、医療従事者向けのガイドラインと要件を定めた決議を公布する予定だ。

コロンビアの感染状況を見ると、1月21日時点のアクティブ感染者数は2,919人となっている。1月15~21日の7日間の新規感染者数は1,558人、死者は34人。街中ではマスク着用者は時おり見られるものの、公共交通機関や学校での着用は義務付けられておらず、個人の判断となっている。

なお、コロンビア入国に当たって、原則として18歳以上の旅行者は搭乗14日以上前に接種を完了したワクチン接種証明の提示が必要だ。接種が完了していない場合は、出国前72時間以内のPCR検査または48時間以内の抗原検査の陰性証明を提示することとなっている。

(茗荷谷奏)

(コロンビア)

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