EVなど環境に優しい燃料車、乗用車の1割に

(シンガポール)

シンガポール発

2023年01月25日

シンガポール陸運庁(LTA)の最新統計(120日発表)によると、同国の乗用車(タクシーを除く)に占める電気自動車(EV)やハイブリッド車など、環境に優しい車の割合は2022年末時点で11%だった。2020年の7%、2021年の9%から徐々に拡大している。

LTAによると、ガソリン車は2021年末の568,376台から、2022年末に558,729台へわずかに減少した。また、ディーゼル車は2021年末の18,136台から、2022年末の18,261台へと微増となった。一方、EV2021年末の2,942台から2022年末に6,531台へ3,589台増加した。ハイブリッド車は2021年末の54,820台から、2022年末に65,882台へと増加している(添付資料図参照)。

政府は環境行動計画「シンガポール・グリーンプラン」(20212月発表)の中で、2040年までにガソリンやディーゼル燃料の内燃機関車を段階的に廃止し、EVやハイブリッド車などの環境に優しい燃料車へと転換する目標を設定している(2021428日付地域・分析レポート参照)。特にEVについては、購入のインセンティブやEV充電スタンドの整備など、普及に積極的だ。EVの充電スタンドは202211月末時点で約3,600カ所と、2年前と比べると2倍に拡大した。政府はグリーンプランで、充電スタンドを2030年までに6万カ所へ増やすことを目標としている。

シンガポール・モーターショーで自動車各メーカー、EV販売を強化

同国都心部で11315日に開催された「2023年シンガポール・モーターショー」では、参加した日系を含む25の自動車ブランドの多くがEVの新車モデルを出展した。トヨタ自動車やマツダなど日系各社や、ドイツのメルセデス・ベンツ、韓国の現代自動車などが新しいEV車両を展示した。このショーは毎年開催されている国内最大の自動車展示会だが、新型コロナウイルス流行で2年連続の開催中止となり、3年ぶりの開催となった。

写真 シンガポール・モーターショーで、マツダのスポーツ用多目的車(SUV)タイプのEVも展示された(ジェトロ撮影、1月15日)

シンガポール・モーターショーで、マツダのスポーツ用多目的車(SUV)タイプのEVも展示された(ジェトロ撮影、1月15日)

(本田智津絵)

(シンガポール)

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