2022年度4～12月の外国直接投資認可額、前年同期比47.4％減

ミャンマー投資企業管理局（DICA）が発表した外国直接投資統計によると、2022年度4月から12月までの9カ月間の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区（SEZ）を除く〕は、前年同期比47.4％減の14億6,232万5,000ドルとなった。

12月の投資認可額は298万3,000ドルとなり、2022年度としては月別で最低だった。2021年2月政変後の月別投資認可額としては、2021年8月の47万8,000ドル、2021年6月の278万7,000ドルに次ぐ3番目に低い金額となった。

12月に投資認可を受けたのは4カ国・地域で、内訳は英国（追加投資175万6,000ドル）、中国（新規投資66万9,000ドル）、香港（追加投資16万9,000ドル）、サモア（追加投資38万9,000ドル）だ。

12月に投資認可を受けた業種は、11月に続き全て製造業だった。2022年度4月から12月までの9カ月間の投資認可案件を業種別（認可額、全体に占める割合）でみると、電力（8億1,700万3,000ドル、55.9％）が最も多く、以下、その他サービス（4億1,306万8,000ドル、28.2％）、製造業（1億9,040万9,000ドル、13.0％）、不動産（2,900万ドル、2.0％）、鉱業（700万ドル、0.5％）、農業（350万ドル、0.2％）、畜産・水産（154万5,000ドル、0.1％）、ホテル・観光（80万ドル、0.1％）だった。

（アジア大洋州課）