バイデン米大統領、支持率4割超維持も、人物評価は厳しい結果に、世論調査

(米国)

米州課

2023年01月30日

米国のジョー・バイデン大統領の支持率は4割を超えているが、機密文書所持問題などもあり、人物評価に関しては世論調査で厳しい結果となった。

米国のNBCニュースは1月29日、バイデン大統領の人物評価などに関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。それによれば、バイデン氏の支持率は45%と2022年11月調査時(44%)より1ポイント上昇した。また、7項目にわたる同氏の人物評価については、「気さくで好感が持てる」「大統領職をこなすのに十分な経験と知識がある」でのポジティブ評価はそれぞれ4割を超えた。他方、それ以外の5項目でのポジティブな評価は2~3割台と低迷し、いずれの項目でも、2021年1月の調査時の評価を下回った。各項目の結果は次のとおり。

  • 気さくで好感が持てる:ポジティブ評価45%、ネガティブ評価34%(2021年1月調査時:53%、24%)
  • 大統領職をこなすのに十分な経験と知識がある:42%、43%(55%、30%)
  • 正直で信頼できる:34%、48%(43%、43%)
  • 危機に対処する能力がある:32%、49%(47%、36%)
  • 大統領として有能である:31%、49%(37%、50%)
  • 大統領として必要な心身の健全さを有している:28%、54%(33%、50%)
  • 国をまとめている:23%、50%(40%、40%)

また、CNNが1月25日に発表した世論調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、バイデン氏の事務所や住居で機密文書が発見されたことについて、「深刻」(非常に深刻30%、いくらか深刻38%)と回答した割合は67%(注3)となった。機密文書所持問題に関連して、バイデン氏が「倫理的ではないが、違法でもないことを行った」とする割合は44%と「違法行為を行った」(37%)を上回った。「間違ったことをしていない」という回答は18%だった。ドナルド・トランプ前大統領の機密文書所持について同様の質問を行ったところ、「違法行為を行った」が52%と過半になった。「倫理的ではないが、違法でもないことを行った」が32%、「間違ったことをしていない」は15%だった。

(注1)実施時期は2023年1月20~24日。対象者は 全米の成人1,000人。

(注2)実施時期は2023年1月19~22日。対象者は全米の成人1,004人。

(注3)小数点以下の表示方法により、必ずしも合計が一致しない。

(松岡智恵子)

(米国)

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