11月の消費者物価、前年同月比5.0%上昇

(韓国)

ソウル発

2022年12月06日

韓国企画財政部は12月2日、11月の消費者物価指数が前年同月比で5.0%上昇し、農産品や石油類を除いたコア物価指数は4.8%上昇したと発表した(添付資料表1参照)。

品目別に消費者物価指数をみると、農水産物では野菜および果物類の全般的な需給の改善などにより、農畜水産物価格の上昇幅が大きく縮小した(前年同月比で10月:5.2%、11月:0.3%、添付資料表2参照)。石油類は、中国のゼロコロナ政策などによる需要の減少により、国際原油価格の安定が続き、前年同月比の上昇幅が引き続き縮小した(10月:10.7%、11月:5.6%)。個人サービスは国内レジャー需要の閑散期の影響で、外食を除くサービス価格の上昇幅が鈍化したことにより、個人サービス物価全体の上昇幅がやや縮小した(10月:6.4%、11月:6.2%)。

(当間正明)

(韓国)

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