スリランカ、入国時の検疫措置を緩和

(スリランカ)

コロンボ発

2022年12月15日

保健省は12月6日、スリランカへの入国時に必要とされていた「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」または「新型コロナウイルス陰性証明書(PCR検査および抗原検査)」が12月7日から不要となる、という新たな通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発表した。

ただし、外国人や旅行者がスリランカに上陸後、新型コロナウイルスに感染した場合は、私立病院、ホテル、居住地で7日間の隔離措置を受けることが求められる。また、治療や隔離にかかる費用は、本人が負担しなければならない。

これまで、所定のワクチンを接種した者については、搭乗前のPCR検査または抗原検査の受検が不要である一方で、ワクチン接種証明書の提示が必要とされていた。また、ワクチン接種未完了者の場合は、入国に際して搭乗72時間前のPCR検査もしくは48時間前の抗原検査による陰性証明書の提示が必須とされていた(2022年4月28日記事参照)。

(ラクナー・ワーサラゲー、大井裕貴)

(スリランカ)

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