11月の乗用車販売は前年同月比28.1%増、7カ月連続のプラス成長

(インド)

ベンガルール発

2022年12月19日

インド自動車工業会(SIAM)は1213日、自動車統計(出荷ベース)を発表した。11月単月の乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕の国内販売台数は、前年同月比28.1%増の276,231台で(添付資料表1参照)、5月以降7カ月連続でプラス成長を記録した。20224月~11月の乗用車販売台数は前年同期比36.9%増の2504,084台だった。二輪車と三輪車も売り上げを伸ばし、自動車全体(乗用車、二輪車、三輪車)の11月単月販売台数合計は前年同月比19.9%増の1558,145台だった。

SIAMのラジェシュ・メノン事務局長はプレスリリースで「乗用車は2022年度11月までで過去最高の販売台数を記録したが、三輪車は2010年度、二輪車も2016年度をまだ下回っている。金利の上昇と長期間にわたる保険料の上昇が引き続き消費者にとって懸念となっている」とコメントした。

部門別でみると、一般乗用車は前年同月比29.0%増の13142台、UV32.1%増の138,780台と好調に販売台数を伸ばした一方、バンは24.1%減の7,309台で減少傾向が続いている。

メーカー別乗用車販売をみると、首位のマルチ・スズキの販売台数は前年同月比20.7%増の132,395台、地場のマヒンドラ&マヒンドラは56.2%増の3392台と、前年同月に比べ販売実績を伸ばした。韓国の現代は29.7%増の48,002台、起亜は69.0%増の24,025台とこちらも販売実績を伸ばした。日系では、トヨタ・キルロスカが9.8%減の11,728台と伸び悩んだ一方、ホンダは29.2%増の7,051台と実績を伸ばした(添付資料表2参照)。なお、地場のタタ・モーターズはSIAM11月単月の統計には含まれていないが、同社発表によると、46,037台(前年同月比55%増)を売り上げたという。

車種別の販売台数上位は、一般乗用車では、スズキのコンパクトモデル(「スイフト」「ワゴンR」など計72,844台)、同ミニモデル(「アルト」など計18,251台)、現代のコンパクトモデル(「i20」など計19,010台)だった。UVでは、マヒンドラ&マヒンドラ(「ボレロ」など計17,876台)、スズキ(「ブレッツァ」など11,324台)、現代(「べニュー」など計1738台)といったコンパクトUVや、スズキ(「グランドビターラ」など18,251台)や現代(「クレタ」など計13,321台)、マヒンドラ&マヒンドラ(「スコーピオ」など計12,357台)などのスポーツ用多目的車(SUV)が売れ筋だ。

11月単月の二輪販売は1236,190台で、前年同月比16.5%増だった(添付資料表13参照)。主要部門のオートバイは前年同月比12.7%増の788,893台、スクーターは29.4%増の412,832台とどちらも販売台数を伸ばし、モペッドは19.0%減の34,465台と販売が失速する傾向が続いた。

(松田かなえ)

(インド)

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