新型コロナ感染者数の再増加で注意喚起、新変異株グリフォンは未確認

(ペルー)

リマ発

2022年11月14日

ペルー保健省(MINSA)は11月10日、新型コロナウイルス感染予防対策の注意喚起を行う伝染病アラート第AE025-2022号PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発令した。同アラートは傘下の国立疫病対策センター(CDC-Perú)を通じて発出したもので、一部地域で感染者数が再び増加したため。同アラートによると、首都リマと隣接するカジャオ憲法特別県のほか、ロレート州、アレキパ州、クスコ州、アンカッシュ州、イカ州などで2022年第43週(10月第4週)以降、感染者数の増加が見られるが、入院患者数についてはおおむね減少傾向にある。

CDC-Perúは今回の増加を受けて、全国の医療機関に対し、対策として「感染の疑い事例に対する早期検査」「感染状況の開示」「感染クラスターの早期発見と治療」「感染地域の地理的マッピングと分析」「感染状況に応じた医療機関の整備」「高齢者と持病のある患者を中心とした第3回と4回目ワクチン接種の促進」「国民への感染予防策の注意喚起」などを取るよう推奨している。

また、ペルーでの新型コロナ変異株について、CDC-Perúは引き続き、オミクロン株のBA.4とBA.5とそれぞれの派生型が中心だとしている。国立保健研究所(INS)も11月11日のプレスリリースで、現時点ではオミクロン株の新たな変異株であるXBB系統(注)(通称:グリフォン)は発見されていないと発表している。

(注)シンガポールやバングラデッシュ、インドなどで感染増加が確認されているオミクロン株のBA.2.10.1とBA.2.75の組み換え種。

(設楽隆裕)

(ペルー)

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