外務省、首都アブジャへの渡航中止を勧告

(ナイジェリア、日本)

ラゴス発

2022年11月01日

日本の外務省は10月29日、ナイジェリアの首都アブジャでテロ攻撃のリスクが高まっていることから、アブジャ市を含む連邦首都圏区(FCT)の危険情報を、レベル2(不要不急の渡航は止めてください)から、レベル3(渡航は止めてください)に引き上げた。在ナイジェリア日本大使館は、目的を問わずFCTへの渡航中止を勧告している。なお、最大都市ラゴスを含め、同国のほかの地域の危険情報レベル引き上げはしていない。

外務省の海外安全ホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、10月23日に在ナイジェリア米国大使館が注意喚起を発出して以後、ナイジェリアに対する危険レベルについて、各国とも以下のとおりの見直しを行っている。

  • 米国:10月25日、国務省は、緊急対応要員を除く職員と家族の出国を認める旨の渡航情報を更新し、翌26日、在ナイジェリア米国大使館が上記内容をアメリカ人在留者に伝えるメッセージを発出した。同省は27日、アブジャに対する渡航情報をレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当から、レベル3(渡航は止めてください)相当に引き上げ、職員家族の退避を指示したと発表した。
  • オーストラリア:10月25日、ナイジェリアをレベル3(渡航中止勧告)相当へ引き上げ、アブジャへの渡航を自粛するよう勧告した。
  • カナダ:10月24日、アブジャをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当に引き上げた。
  • 英国:10月26日、アブジャなどをレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当に引き上げた。
  • ドイツ:10月24日、アブジャの危険レベルはレベル2(不要不急の渡航は止めてください)相当との渡航情報を発出した。
  • フランス:アブジャはレベル1(十分注意してください)相当のままで変更なし。

これらの注意喚起を受けて、アブジャの主要モールの1つのジャビレイク・モールは、脅威情報を理由に10月27日の営業を停止したが、翌28日には再開した。また、ブリティッシュ・エアウェイズは、10月27日のロンドン発アブジャ行きのフライトをラゴス行きに変更したり、29日にアブジャ到着予定だったフライトをキャンセルしたりするなどの対応を取った。同航空は29日、翌30日から11月7日までのロンドン~アブジャ間のフライトスケジュールの変更を発表している。ドイツの建設会社ジュリアス・ベルガー・ナイジェリア(Julius Belger Nigeria外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)は29日、アブジャ市のテロの脅威を理由に、FCTでの事業を停止した。

(馬場安里紗)

(ナイジェリア、日本)

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