ベンガルールで日本食イベントが開催

(インド)

ベンガルール発

2022年11月18日

インドで1113日、「ジャパン・フード・フェスト・イズ・バック!(Japan Food Fest is Back!2022」と題した日本食イベントがベンガルール市内のホテルで開催され、多くの日本人とインド人でにぎわった。

同イベントは在ベンガルール日本総領事館の主催により、新型コロナ禍以降3年ぶりに行われ、キッコーマン、日清食品、カレーハウスCoCo壱番屋、当地で展開する和食レストランなど計20社が参加した。また、インド人シェフによるサーモンの解体ショーも行われ、新鮮な刺し身を求めて、多くのインド人が行列をつくった。

インドは食品に対する規制が相対的に厳しく、日本食を輸入するにあたって様々な規制があるため、食事に対しては比較的寛容とされるベンガルールにおいても、日本食を入手、食する機会は限られている。インド人参加者が「たくさんの日本食が一堂に会するイベントは久しぶり。もっとこうした機会を増やしてほしい」と語るなど、食に関しては保守的なインド人の間でも、日本食の認知度は徐々に上がっている。

ベンガルールでの日本食に関する最近のトピックとしては、日本式の焼き鳥を展開する「くふ楽」が市内に新たに店舗を開設した。インドでは新型コロナ禍以前のように外食をする生活に戻っており、ベンガルールにおいても日本食レストランのさらなる開店に期待が高まる。

写真 中根勤総領事による開会挨拶(ジェトロ撮影)

中根勤総領事による開会挨拶(ジェトロ撮影)

写真 サーモン解体ショーの様子(ジェトロ撮影)

サーモン解体ショーの様子(ジェトロ撮影)

(水谷俊博)

(インド)

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