カザフスタン、サウジアラビアとの関係強化に向け定期便増便

(カザフスタン、サウジアラビア)

タシケント発

2022年10月14日

カザフスタンとサウジアラビアの航空当局責任者は9月30日、国際民間航空機関(ICAO)の第41回総会が開催されたカナダ・モントリオールで会談を行い、2国間の定期便を増設することで合意した(産業・インフラ発展省ウェブサイト9月30日)。

これまで両国間を結ぶ航空便は、2015年にカザフスタンのスキャット航空とサウジアラビアのフライナス航空が運行を開始した週1~2回のチャーター便があり、利用客は主としてカザフスタンからメッカ、メディナへの巡礼者だった(カズイスラムKZ 9月27日)。

今回の合意を受け、カザフスタンの航空会社による定期便数は4便だったが、2022年から2023年の秋冬季に14便に増える予定。エア・アスタナとその子会社フライ・アリスタンがアルマトイ~メディナ間、アクタウ~メディナ間でそれぞれ週2便、スキャットがアルマトイ~ジェッダ間を週2便増便する。フライナスもジェッダ~アルマトイ間の定期便開設を予定している。

カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は2022年7月、就任後初となるサウジアラビア公式訪問を行い、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(当時副首相、9月から首相、2022年9月28日記事参照)と会談し、石油依存の脱却と経済多様化、人的資本への投資を通じた国家発展という両国共通の課題解決に協力することで合意した(大統領府公式ウェブサイト7月24日)。文書には、サウジアラビアへのカザフスタン産食肉・食品加工品の供給に関する覚書も含まれ、直行便増設で人的交流に加え、食品の空輸の活発化も想定される。

(増島繁延)

(カザフスタン、サウジアラビア)

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