広州市、新型コロナ感染拡大受け、一部地域で店内飲食禁止など防疫措置強化

(中国)

広州発

2022年10月21日

中国広東省の広州市では、国慶節休暇(10月1~7日)以降、省外との人員移動による新型コロナウイルス感染例が相次いで発生している。同市新型コロナウイルス予防控制指揮部によると、10月19日の同市の新規感染者数は50人(無症状感染者を含む、国内症例のみ)となった。

感染拡大を受け、市内各行政区の新型コロナウイルス予防控制指揮部は防疫措置を発表した。白雲区の指揮部は19日、区内の全住民にPCR検査を実施し、全ての飲食店での店内飲食を中止すると発表した。このほか、大型商業施設や文化・娯楽・運動施設などの営業を一時的に停止し、企業は正常な業務を実施しつつ従業員にはテレワークや在宅勤務などを推奨すると発表した。同措置の終了時期は、現行の入境検疫の実施状況や、域内の感染状況などを踏まえて判断する予定だ。

花都区、黄埔区、天河区、番禺区、茘湾区、海珠区、増城区、越秀区でも、19日から全ての住民にPCR検査を実施している。

深セン市では、10月11日に防疫措置として、市外から市内に移動した人への「3天3検3不」(注)を同日から実施すると発表した。深セン市外へ移動する際は48時間以内に実施したPCR検査の陰性結果を提示する必要があるとし、上述の「3天3検3不」同様、同措置は10月20日時点も継続されている。

なお、深セン市衛生健康委員会によると、同市で2022年1月から10月18日にかけて報告された新型コロナウイルスの国内症例(無症状感染者は含まず)は計1,873人となった。

ジェトロが深セン市の日系OA機器メーカーに10月13日、広州市の日系自動車部品メーカーに19日にそれぞれ話を聞いたところ、両社とも従業員のテレワーク対応などは行っているものの、おおむね正常どおり操業が継続できているという。

(注)「3天3検3不」は3日間でPCR検査を3回受けること、「3不」は3日間、会食や会合に参加せず、人が密集する場所に行かないこと。

(梁梓園)

(中国)

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