空港でのPCR陰性証明書やワクチンパスの提示が不要に

(モロッコ)

ラバト発

2022年10月17日

モロッコの空港庁(ONDA)は9月30日、入国時における新型コロナウイルス感染予防措置の緩和を公表した。同日から、PCR検査の陰性証明書やワクチンパス(注)の提示が不要となり、入国に必要な書類は、旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager)のみとなった。在モロッコ日本大使館は渡航前に当局のウェブサイト経由でフォームを入手し外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます、記入しておくことを推奨している。

モロッコ国内の新規感染者数は大きく減少し、メディアで新型コロナウイルス関連のニュースが取り上げられることも少なくなったが、モロッコ政府は9月29日、これまでの取り組みの有効性を維持する目的で、衛生緊急事態を10月末まで延長することを決めた。

(注)「ワクチンパス」は、各国で発行される電子版または紙のワクチン接種証明書を指す。

(本田雅英)

(モロッコ)

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