フィリピン政府、屋外でのマスク着用義務を緩和

フィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領は9月12日、大統領令第3号を承認し、十分な換気を確保でき、混雑していない屋外でのマスク着用を任意とした。これまでフィリピンでは、屋内外を問わず、マスク着用を義務付けていたが、これを緩和した。

ただし、ワクチン接種を完了していない者や高齢者、免疫不全の者については、マスク着用と、他者との物理的距離の確保を強く推奨するとしている。また、屋内や公共交通機関でのマスク着用は引き続き義務付ける。

大統領令は9月12日付で官報に掲載され、本措置は即日発効した。

（吉田暁彦、サントス・ガブリエル）