AP州、再生可能エネルギー事業などの投資を承認

(インド)

チェンナイ発

2022年09月20日

インド南部のアンドラ・プラデシュ(AP)州は95日、同州に対する10件の投資案件を承認した。全体の投資規模は12,645億ルピー(約22,761億円、1ルピー=約1.8円)、雇用規模は45,300人となる見通し。再生可能エネルギーの発電所関連の投資だけで8,100億ルピーと、総額の6割を超えるという。

承認された投資のうち、主なものは以下のとおり(法人名:投資企業の事業)。

  • アスタ・グリーン・エナジー:水力発電所
  • シルディ・サイ・エレクトリカルズ:水力発電所
  • インドソル・ソーラー:水力・太陽光・風力発電所、ポリシリコンなどの生産
  • グリーンコ・グループ:水力・太陽光・風力発電所

今回承認された案件の中では、インドソル・ソーラーの投資規模が、最も大きい7,600億ルピーとなっており、州南部スリ・ポッティ・スリラムル・ネロール県に工場を、州南部YSR県に発電所を設置する予定だ。

それ以外の分野では、電気自動車(EV)、食品、製薬への投資案件があり、カウシス・E-モビリティーによるEVバスおよび充電設備の生産計画も承認された。

(浜崎翔太)

(インド)

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