8月の乗用車販売、前年同月比21%増、3カ月連続のプラス成長

(インド)

ベンガルール発

2022年09月15日

インド自動車工業会(SIAM)は9月9日、発自動車統計(出荷ベース)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。8月単月の乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕国内販売台数は前年同月比21.1%増の28万1,210台となり(添付資料表1参照)、5月以降3カ月連続でプラス成長を記録した。4月~8月の乗用車販売台数は前年同期比30.0%増の148万5,506台だった。自動車全体(乗用車、二輪車、三輪車)の8月単月の販売台数合計は前年同月比17.7%増の187万7,072台だった。

SIAMのラジェシュ・メノン事務局長はプレスリリースで、期待どおりの雨をもたらしているモンスーンによって農家などの収入が安定する見通しであることと、祝祭シーズンを迎えることによる需要拡大を予想した一方で、圧縮天然ガス(CNG)価格の高騰に懸念を示し、インド政府の適切な介入と支援を求めた。

部門別でみると、一般乗用車は前年同月比23.0%増の13万3,477台、UVは20.1%増の13万5,497台、バンは12.7%増の1万2,236台を販売した。

メーカー別の乗用車販売をみると、首位のマルチ・スズキは前年同月比3割増の13万4,166台、地場のマヒンドラ&マヒンドラは86.9%増の2万9,852台と、前年同月に比べ販売実績を伸ばした。韓国の現代は5.6%増の4万9,510台、起亜は33.3%増の2万2,322台を販売した。日系では、トヨタ・キルロスカが17.0%増の1万4,939台と実績を伸ばした一方、ホンダは30.5%減の7,769台と販売が減速した(添付資料表2参照)。地場のタタ・モーターズはSIAMの8月単月の統計には含まれていないが、同社は4万7,166台(前年同月比68%増)を売り上げたと発表している。

車種別の販売台数上位は、一般乗用車では、スズキのコンパクトモデル(「スイフト」「ワゴンR」など計7万1,557台)、同ミニモデル(「アルト」など計2万2,162台)だった。UVでは、マヒンドラ&マヒンドラ(「ボレロ」など計1万6,361台)、スズキ(「ブレッツァ」など1万5,193台)といったコンパクトUVが売れ筋となった。

8月単月の二輪車販売は155万7,429台で、前年同月比16.3%の増加となった(添付資料表1、3参照)。主要部門のオートバイは23.1%増の101万6,794台、スクーターは9.5%増の50万4,146台を販売し、前年同月から販売実績を伸ばしたが、モペッドは30.6%減の3万6,489台と販売が失速した。

(倉谷咲輝)

(インド)

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