8月の米国向け海上コンテナは前年同月比0.7%減、日本発は荷受け地ベースで0.2%増

(米国、中国、日本)

米州課

2022年09月16日

米国調査会社デカルト・データマインが発表した米国向け海上コンテナの輸送量に係る8月分のデータによると(注1)、8月の米国向け海上コンテナは、前年同月比0.7%減の2524,228TEU20フィートコンテナ換算)で、アジア上位10カ国・地域からの海上コンテナは、母船積み地ベースで0.6%減の1796,098TEUだった(添付資料表1参照)。

アジアの国・地域別で米国向け海上コンテナの輸送量をみると、上位から中国、韓国、ベトナム、台湾、シンガポール、インドの順となった。前年同月と比べ、順位の入れ替わりはなかった。中国を出港地(注2)とする海上コンテナは、前年同月比2.0%増の1078,418TEUで、米国向け全体に占める割合は42.7%(前年同月差1.1ポイント増)だった。アジア上位10カ国・地域が米国向け全体に占める割合は、前年同月差0.1ポイント増の71.2%だった。そのほか、シンガポール発の海上コンテナは前年同月と比べて6.9%増の71,844TEU、インドは3.2%増の63,618TEUで、米国向け全体に占める割合もそれぞれ2.8%(前年同月差0.2ポイント増)、2.5%(0.1ポイント増)に上昇した。一方、ベトナム(1.9%減、164,645TEU)や台湾発(1.2%減、91,395TEU)の海上コンテナは減少した。

中国と日本発の海上コンテナの内訳を荷受け地ベースで確認すると、中国発は全体で前年同月比0.7%増の1064,044TEUだった(添付資料表2参照)。HS上位2桁をみると、輸送量最大の家具、寝具(HS94類)が前年同月比15.5%減(寄与度:マイナス2.6ポイント)の15705TEUと落ち込んだ。履物(HS64類)は、紡織用繊維(HS63類)を抜いて9番目に輸送量が多い品目となり、32.1%増(プラス0.9ポイント)の38,365TEUとなった。玩具・遊戯用具(HS95類、138,615TEU17.2%増)の輸送量も大幅に増え、寄与度は1.9ポイントとなった。一方、鉄鋼製品(HS73類、42,821TEU11.2%減)、紡織用繊維(HS63類、35,344TEU11.2%減)の輸送量は減少し、寄与度はそれぞれマイナス0.5ポイント、マイナス0.4ポイントとなった。

日本発は、全体で前年同月比0.2%増の52,260TEUだった。HS上位2桁をみると、少額の無条件免税貨物(HS98類)が46.7%増の963TEU、光学機器、写真用機器(HS90類)が30.2%増の916TEUで、大幅に上昇した。一方で、2番目に輸送量の多い自動車・同部品(HS87類、9,767TEU)と5番目の電気機器(HS85類、2,767TEU)がそれぞれマイナス11.0%(寄与度:マイナス2.3ポイント)、マイナス21.3%(マイナス1.4ポイント)と減少したため、全体では微増となった。

(注1)データは随時更新される。本記事は914日にダウンロードしたデータに基づく。

(注2)母船積み地ベースを意味する。

(住田季穂、片岡一生)

(米国、中国、日本)

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