8月末の外貨準備高は4,364億ドル、前月比で減少
(韓国)
ソウル発
2022年09月07日
韓国銀行(中央銀行)は9月5日、8月末時点での外貨準備高が4,364億3,000万ドルと発表した。前月末に比べ21億8,000万ドル減少した。同行は「外貨資産の運用収益や金融機関の外貨預金の増加などにもかかわらず、ドル高によるその他の外貨建て資産のドル換算額の減少により、外貨準備高が減少した」と説明した。
外貨準備高の内訳をみると、有価証券が前月比30億9,000万ドル増の3,949億4,000万ドルで全体の9割以上を占め、預金が前月比53億ドル減の179億ドルだった。その他、IMFの特別引出権(SDR)が144億6,000万ドル、IMFポジションが43億3,000万ドル、金が47億9,000万ドルだった(添付資料表参照)。
なお、7月末時点で韓国の外貨準備高は、中国、日本、スイス、ロシア、インド、台湾、サウジアラビア、香港に次ぎ、9番目に多かった。
(柳忠鉉)
(韓国)
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