ライーシー大統領がロシアのプーチン大統領と会談

(イラン、ロシア)

テヘラン発

2022年09月22日

ウズベキスタンのサマルカンドで開催された第22回上海協力機構(SCO)首脳会談の機会をとらえて、9月15日に、イランのイブラーヒーム・ライーシー大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が会談した。

両大統領は、両国の経済交流について、金融、物流、エネルギーなどの分野での相互協力の進展が満足いくものと評価し、両国の経済協力は地域にとって有益だと確認した。プーチン大統領は、両国の貿易が昨年は81%増加し、2022年に入り5カ月で30%増加しており、こうした動きを加速させるため、80社の大企業の代表者からなるロシア代表団をイランに派遣すると述べた。またプーチン大統領は、アリー・ハーメネイー最高指導者が両国の多くの共同プロジェクトの進展を支持したことを受け、ハーメネイー最高指導者が今後も両国の良好な関係を支持し続けることへの期待を述べた〔9月15日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

9月15日付のIRNAの報道によると、ライーシー大統領は「米国は他の国に制裁を科すことで、その政府や国家の動きを制限することができると認識しているが、実際には米国自身の行動を制限することになっており、それは彼らの誤算だ」と述べた。また、プーチン大統領は、国際情勢におけるイランとロシアのスタンスは多くのケースで類似しているとし、一方、「NATOの脅威は欧州のみならず、世界中に影響を与えている」と主張した、と報じられた(9月15日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。さらに、プーチン大統領は、16日のSCO首脳会議での演説で、イランの同機構への正式加盟は機構にプラスの影響を与えるとして、加盟プロセスの加速化を支持すると述べている(9月16日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

SCO首脳会談の機会に、ライーシー大統領はプーチン大統領のほか、中国の習近平国家主席、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領らとも会談した。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン、ロシア)

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