USスチール、シェル、エクイノールの3社、米クリーン・エネルギー・ハブ推進で提携
(米国、英国、ノルウェー)
ヒューストン発
2022年08月18日
米国製鉄大手ユナイテッド・ステイー・スチール(USスチール)は8月16日、ノルウェーに親会社を持つエクイノールUSホールディングスと、英国に親会社を持つシェルUSガス・アンド・パワーとともに、オハイオ州とウェストバージニア州、ペンシルベニア州でクリーン・エネルギー・ハブを推進するための協力協定に調印したと発表した。
このクリーン・エネルギー・ハブでは、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量をネットゼロに削減するため、二酸化炭素(CO2)の回収・利用・貯蔵(CCUS)や、水素の製造・利用を通じて脱炭素化を図ろうとしている。同ハブの開発とそれに伴うインフラ整備は、CO2の排出量を大幅に削減するだけでなく、新たな雇用を創出し経済成長を促進するとされている。
USスチールはリリースの中で「豊富な低炭素ガス、強固な産業部門、熟練した労働力を持つこの地域は、クリーン・エネルギー・ハブとなり得る最適な場所だ」と述べている。協力協定に調印した3社は、同ハブの実現には官民の関与が不可欠として、地元の産業界や労働者、教育機関、コミュニティーなども巻き込んでいく考えだ。
エクイノールとシェルは、このハブ設立に向けて、米国エネルギー省(DOE)に助成金を申請する予定だ。USスチールは潜在的な資金提供者や顧客、サプライヤー、パートナーを含め、同ハブで果たす役割を精査している。
エクイノール低炭素ソルーション部門のシニアバイスプレジデントのグレテ・トゥベイト氏は「この地域にクリーン・エネルギー・ハブを設立することで、気候変動と経済の両方に大きなメリットをもたらし、今後何年にもわたって雇用を創出することができる。パートナーや地元コミュニティーと協力し、このイニシアチブと米国でのネットゼロを推進できることを誇りに思う」と述べた。
(沖本憲司)
(米国、英国、ノルウェー)
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