カルナータカ州政府、日本で「インベスト・カルナータカ 2022」をPR

(インド、日本)

ベンガルール発

2022年08月19日

インド・ベンガルールで1124日に開催される「インベスト・カルナータカ 2022外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」への参加者誘致と広報を目的に、カルナータカ州のマルゲシュ・ニラニ産業相を筆頭とする代表団が訪日し、企業やジェトロとの意見交換を行った。

代表団は85日に日本に到着。8日から9日にトヨタやスズキ、富士通、日立製作所、NECなどの製造業を中心に個別面談を行った。「インベスト・カルナ-タカ 2022」は新型コロナウイルス感染拡大後、初のリアル対面開催となる予定で、州政府は多数の多国籍企業の出展を見込んでいる。

ベンガルールには近年、日系企業による研究・開発(RD)拠点の設立が増加傾向にあるが、製造業による大型の新規投資は停滞している。こうした流れも踏まえ、今回の訪日では主に製造業を中心に企業訪問し、同州の魅力をあらためてアピールしたかたちだ。同州政府が直前に決定した訪日だったが、面談した企業担当者からは「今後の事業展開に向けたアドバイスを受け、非常に有意義な面談だった」など評価する声が複数聞かれた。

ジェトロからは、同州政府と日系企業との対話の枠組み〔プロジェクト支援委員会(PFC)、ダイアログモニタリング委員会(DMC]〕が新型コロナウイルス感染の影響もあって開催頻度が落ちていることに触れ、同取り組みの再活性化をあらためて要望した。

(水谷俊博)

(インド、日本)

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