6月の乗用車販売は回復基調、19.1%増の27万台超

(インド)

ベンガルール発

2022年07月22日

インド自動車工業会(SIAM)は713日、自動車統計(出荷ベース)を外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。6月単月の乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕の国内販売台数は、前年同月比19.1%増の275,788台となった(添付資料表1参照)。自動車全体(乗用車、二輪車、三輪車)の販売台数合計は前年同月比23.8%増の1611,300台だった。また、202246月の自動車全体の販売台数は前年同期比54.7%増の4935,870台で、前年からの伸びが目立った。

6月単月を部門別でみると、一般乗用車は前年同月比9.0%増の132,342台、UV32.1%増の133,076台、バンは9.2%増の1370台を販売し、引き続きUV人気の高さがうかがえる。

メーカー別乗用車販売では、首位のマルチ・スズキは前年同月比1.3%減ながら122,685台と、前年同月と同じ水準を維持した。韓国の現代は21.0%増の49,001台、起亜は60.0%増の24,024台を販売した。日系メーカーでは、トヨタ・キルロスカが87.5%増の16,495台、ホンダは64.3%増の7,834台と大きく販売台数を伸ばした(添付資料表2参照)。地場タタ・モーターズはSIAMの統計には含まれていないが、同社発表によると、45,197台(前年同月比87%増)を売り上げたようだ。

車種別の販売台数上位は、一般乗用車では、スズキのコンパクトモデル(「スイフト」「ワゴンR」など計77,746台)、現代のコンパクトモデル(「オーラ」など計21,022台)だった。UVでは、マヒンドラ&マヒンドラのコンパクトUV(「ボレロ」など計16,278台)、現代の中型UV(「クレタ」13,790台)が売れ筋となった。乗用車で最も小型の「ミニ」部門については、他部門が軒並み販売台数を伸ばす中で、各社合計で前年同月比13.3%減となり、販売が失速したかたちだ。

6月単月の二輪車販売は1308,764台で、前年同月比23.4%の増加となった(添付資料13参照)。主要部門のオートバイは9.4%増の849,928台を販売。スクーターは70.2%増の421,362台と、大きく販売実績を伸ばした。

SIAMのラジェシュ・メノン事務局長はプレスリリースで、政府に対し、ガソリンとディーゼルの中央物品税引き下げなどのインフレ緩和策を評価した一方で、「過去7カ月間で急激に上昇した圧縮天然ガス(CNG)価格」への対策を求めた。

写真 人出も活発になり、ベンガルール中心部も渋滞が多く発生している(ジェトロ撮影)

人出も活発になり、ベンガルール中心部も渋滞が多く発生している(ジェトロ撮影)

(倉谷咲輝)

(インド)

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