成都市発着の成田直行便を8月20日から再開

(中国、日本)

成都発

2022年07月06日

中国の四川航空や中国国際航空などの航空各社はこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大以降に運航停止していた四川省成都市発着の国内・国際旅客便を順次再開すると発表した(注)。中国国内で感染状況が落ち着きをみせていることから、夏の旅客需要増加を見越した措置とみられる。

四川航空は7月2日、2020年3月から運航を停止していた「成都-東京(成田)」間の直行便を8月20日に再開すると発表した。実に2年4カ月ぶりの再開となる。当面の間、毎週1便で、土曜日のみ運航予定だ。

四川航空は同時に、7月12日には「成都-香港便(毎週3便:火曜日、木曜日、日曜日」」を、7月25日には「成都-ドバイ便(毎週月曜日)」を、7月27日には「成都-サンクトペテルブルク便(毎週水曜日)」を、7月28日には「成都-ヘルシンキ便(毎週木曜日)」をそれぞれ再開すると発表した。

中国国際航空は、新型コロナ禍においても継続的に運航を続けてきた「成都-シンガポール便」や、6月12日から運航再開していた「成都-カトマンズ便」に加え、7月中旬から「成都-香港便(毎週2便:木曜日と土曜日)」を再開すると発表した。

(注)国内・国際旅客便の順次再開とともに、新路線の開設や増便も発表している。国内旅客便の新規開設先や増便先は、ウルムチ、西寧、ラサ、三亜など内陸や南部を中心とした観光地。

(森永正裕)

(中国、日本)

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